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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070623-00000044-sph-ent
　昨年の第１１回全日本国民的美少女コンテストのグランプリを受賞した林丹丹（１７）が、日中国交正常化３５周年記念合作映画「ＺＥＮ　禅」（フォー・ジェンチー監督、０８年秋公開予定）のヒロインを務めることが２２日、開催中の第１０回上海国際映画祭で発表された。

　同映画は、長田紀生さんの小説「道元　敗れざるもの」を原作として、鎌倉時代に中国に渡り仏教を研究し、帰国後、曹洞宗を創始した道元の波乱の生涯を７億円かけて描く。丹丹は「たか」という、乱世を必死に生きる中で道元と出会い、導かれて最終的には出家する女性を演じる。

　父親に日本人、母親に中国人を持つ丹丹は、今作が映画デビューとなる。日中合作映画にふさわしく、会見では日本語、中国語を操り、質問に答えた。「初めての映画出演が日中合作による、この作品ということに幸せを感じています。自分の力を出し切りたい」と抱負を語った。

　フォー監督（４８）は「山の郵便配達」（日本公開０１年）などのメガホンを執り、映画「故郷の香り」では０３年の東京国際映画祭のグランプリを受賞した。丹丹の起用について「この映画を、日本だけでなく中国でも成功させたいという意向があり、彼女が適役だと思った。中国語も堪能で、しかも美人だしね」と絶賛した。

　主演の道元役は現在、日本人俳優と交渉中だが、ほかには中国人キャストも起用し、今秋にクランクイン予定。

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1. 2007/06/23(土) 22:26:21|
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